南大阪口腔疾患勉強会の開催にあたり

南大阪口腔疾患勉強会

榎本 明史 (近畿大学病院 歯科口腔外科)

 

 南大阪口腔疾患勉強会を2023年2月4日(土)に開催させていただきます。昨年は、COVID-19の感染拡大のため、WEB開催となりました。すでにあらゆる施設にてWEBでの学会や勉強会がスタンダードとなってきております。しかしながら、対面での現地開催による顔を会わせた勉強会の開催に勝るものはないかと感じております。

 今回の勉強会では、私が「近畿大学病院歯科口腔外科の最近の活動」について、助臺美帆先生より「頭頚部がん放射線治療後の口腔管理のご報告」について簡単にお話しさせていただき、当科の下出孟史先生に「薬剤関連顎骨壊死への対応 -最新のPosition Paperを踏まえて-」というタイトルにて講演をしていただきます。医科歯科連携の機会が増加している中、薬剤関連性顎骨壊死の症例は著しく増加しており、歯科臨床の中で頻度の高い疾患となっています。2022年にPosition Paperもアップデートされました。是非、多くの先生方、歯科衛生士、医療関係者の皆様のご参加をお待ちしております。

 

  さて、昨年からアナウンスしています通り、勉強会のWEB開催をはじめ、世の中はデジタル化が進んでおります。本勉強会における郵送による案内やFAXによる参加申し込みなどの運用を中止し、メールやWEBを通しての運用に切り替えていくように計画しております。移行期間は設けながら、数年後には案内や参加申し込みをメールやWEBを通しての完全運用となるように進めていきます。本勉強会の参加申し込み時のメールアドレスを当科にて南大阪口腔疾患勉強会の連絡用に登録させていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。