大会長挨拶

第28回日本口腔感染症学会総会・学術大会

大会長 濱田 傑 (近畿大学医学部附属病院 歯科口腔外科)

 

 第28回日本口腔感染症学会総会・学術大会は、2018年の第27回広島大学に続き、2019年10月12(土)、13(日)近畿大学で開催させていただくことになりました。大変光栄に存じます。金子明寛理事長をはじめ関係諸先生方、会員の皆様に心よりお礼を申し上げます。近畿大学本部がある東大阪キャンパスで開催予定であり、鋭意準備をしています。

 本学会のテーマは「重症歯性感染症を考えるー医科歯科連携を含めて」といたしました。歯性感染症は、歯科口腔外科臨床の中で最も頻度の高い疾患であり、かねてより歯科医としてあるいは病院歯科としては避けて通れない古くて新しい重要テーマです。来院当初から重篤な症例はもとより、来院時はさほどと思える場合でも大変な経過をたどることがあり危機感を持って対処する必要があるうえ、一旦重症化すると時々刻々と変化する病状に極めて難渋し、医科へ協力を要請しなければならないことも多々あります。

 本学術大会では、重症歯性感染症にスポットを当て、重症化の鑑別・要因、頸部壊死性筋膜炎や敗血症などへの対処、医科歯科連携のタイミングと医科における治療など全身管理を含め集中的な議論をしたいと考えています。シンポジウムや特別講演のみならず一般演題でも、本学会の会員はもとより、今まで本学会に参加されていなかった方でも重症歯性感染症に関心を持って症例を持ち寄れるような学術大会になればとの思いでおりますので是非多数ご参加下さい。重症歯性感染症に対する考え方を学会として示す基礎になるような議論ができればありがたいと思い企画しています。 また、2018年の保険改正で関心が高まった感染予防対策については、ランチョンセミナーでも取り上げる予定です。もとより本学会の領域である口腔感染にかかわる演題は何なりとご応募ください。ご参加いただいて実りある議論ができることを期待しています。

 大会初日の夜には会員懇親会を行います。他施設の先生方と情報交換し、楽しんでいただけるよう是非ご参加ください。学会へのご参加をお待ち申し上げております。